訳せているようで、訳せていない現実

私たち日本語教師は「日本語を日本語で」教えていますが、
それには色々な理由があります。
一番の理由は、
ある日本語を他の言語に訳した場合、必ずしもそれと同じとは限らない
からです。

例えば、私たちは学校の英語の授業で「maybe=たぶん」と習いましたが、
ある英語の専門家に聞いた話では
日本語の「たぶん」と英語の「maybe」は同じイメージではない
そうです。

どういうことかと言うと、
私たちが「たぶん、行きますよ」と言う時は、
行く確率は「高い(80%くらい)」ですが、
英語で「maybe」を使うときは、
行く確率は「低い(50%以下」そうです。

うーん・・・。
そうなると、日本語を教えるときに「たぶん=maybeです」なんて教えたら、
大変なことになってしまいますね。
特に、仕事で日本語を使う人たちは、こんな風に教えられたら、
後々職場でトラブルになりそうです・・・。

以前、メジャーリーグのある日本人選手がTVのインタビューで、
アメリカ人の記者から「次は勝ちますか?」と聞かれ、
「たぶんね。Maybe」と答えていましたが、
これを聞いたアメリカ人は「頼りない答え・・・」と感じたでしょうね・・・。

この話を聞いて、
言葉はその言葉で勉強するのが一番
という直接法(他の言語に訳さないで教える方法)の大切さを痛感しました。

日本語を教えるときはもちろんですが、私たちが何か他の言語を学ぶときも、
この「訳せているようで、訳せていない現実」を常に意識しなくてはと、
自分に言い聞かせる毎日です。

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