「○」と「×」

私が日本語教師になったばかりの頃のある授業での出来事です。

その日はテストの返却日だったのですが、タイから来た学習者が
返却された答案用紙を見て、ちょっとびっくりした顔をしました。

その学習者のテストは正解率80%以上で、とても素晴らしいもの
だったのですが、彼の顔は「喜び」というより、「戸惑い」の顔でした。

そして、とても不安そうな声で、
「先生、これはどこが正しくないのですか?」と
正解の「○」がついている答えを指差し、聞いてきたのです。

私は『その答えは正しいですよ。「○」のマークがあるでしょう』と
返事をしたら、
彼が『えっ?? 「○」は正しいマークですか?? 』と驚きの発声。

なんでも、タイでは「○=正しくない答え」の意味なのだそうです。

つまり、正解率80%以上の解答用紙は「○」がたくさん並んでいますから、
それを見たタイの学習者は正反対の意味で捉えて「戸惑い」の表情を浮かべたと
いうわけです(相当ショックを受けたようです)。

私もびっくりしました。
「○」と「×」は世界共通の採点記号だと思っていたので。

日本語教師になって知ったのですが、
「○=正しい答え」は世界では少数派のようです。
多いのは「✔=正しい答え」または、正しい答えには何もマークをつけなで、
間違っている答えに「×」や「○(ここは正しくないの意味でつけるようです)」
をつけるというパターンが多いようです。

「✔」マークを見たら、日本人は「ガーン・・。間違っている」と
思ってしまいますよね・・・。

日本人の皆さん。
海外でテストを受ける機会があったら、「✔」マークを見ても、
ショックを受けないでくださいね♪

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