NC日本語研修紹介 Vol.2(2020/2/26)

図1小.png

こんにちは。日本語センターの齋藤です。

本日は、企業向け日本語研修報告の第2回目です。
今回は、JLPT N1取得者のブラッシュアップ研修です!

JLPT(日本語能力試験)N1レベルといえば・・・
新聞記事や敬語が使われている手紙やメールが理解でき、職場の会議の内容が理解できるレベル!それこそ、日本人のネイティブ並み?ですね!!

そんなN1取得者の方でも、日本語の悩みはまだあります。
こっそり日本語の先生にカミングアウトしてくれた悩みの第1位とは!

「実は助詞は適当に使っていて、本当は自信がない・・・」!?

えーっ、「敬語」じゃないの?と思う方もおられるかもしれません。
「敬語」も難しいのですが、「助詞の使い方」がダントツの第1位。
ちなみに普段の会話では上手くごまかしているそうです。

普段の会話では、日本人も助詞を省略することがよくあるためごまかすことができるのですが、メールや報告書、営業時の説明や会議、プレゼンの場では露になってしまい・・・大変苦戦しているそうです。

ちなみに、第2番目の悩みとしては、「発音」や「敬語の使い方」などが挙げられています。

ただ、N1レベルになりますと、業種によって必要な日本語のスキルや専門用語が異なっており、研修内容は枝分かれしているという傾向があります。

今回は、接客業で、電話やメールで直接お客様からご予約を受けるという業務に就いていらっしゃる方の研修でした。

研修報告No.2
■業種 接客業
■研修名 新入社員向けブラッシュアップ日本語研修
■対象 JLPT N1取得者(台湾人)
■目的 ビジネスレベルで電話とメールの応対ができるようにする。
■レッスン形態 教師派遣 2日間 計12時間
 弱点補強(発音、助詞、文末表現)、業務マニュアルを使った電話応対練習、業務で使用する雛形をつかったメール作成練習、リクエストによる弱点フォロー授業
■開始時の能力 助詞や構文に誤りがある。言葉に対する語感がない。
■結果 助詞を含めた構文が正確になった。言葉のニュアンスを理解し、日本人の感覚に近い言葉が選択できるようになった。電話やメールでの予約・変更業務ができるようになった。

2日間の研修でしたが、受講者からは、
発音と助詞の細かな指導(間違った時点で即指摘!!)に感動した!!
という感想があったと、企業様のご担当者より伺いました。
(日報に書かれていたそうです。)

図2小.png

発音はポーズの入れ方で文意が変わることがあるため、ネイティブである日本語の先生の区切り方を真似るところから練習しました。
下の意味の違いは分かりますか?? 鍵はいつ見つけたのでしょう?
A:「私は / 昨日 なくした 鍵を 見つけました。」
B:「私は 昨日 なくした 鍵を / 見つけました。」

助詞は、「で」「を」「に」「は」「が」の使い分けはなかなか難しい・・・
さらにN1のレベルは、助詞の語感の違いというレベルに入ります。
例えば、下記のように日本人が話した時の心情は?
・「コーヒーが いい。」
・「コーヒーで いい。」
・「コーヒーを お願い!」
・「コーヒーが 好き」
・「コーヒーは 好き」

例示はコーヒーですが、例えば自社商品に直して考えると、日本人の心情を読むことの大切さが分かります。

ビジネス会話でよく使われる、依頼や申し出、断りの表現も、なかなか難しいものがありますが、それは、またの機会で。

次回は、ニーズが高まる介護分野の日本語研修のご報告です。
どうぞ、お楽しみに!

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